離乳食はいつから?何から始める?…といった離乳食を始める前に知っておきたいことや味覚を育てることの大切さをご紹介します。離乳食のポイントは出汁を上手く活用すること。茅乃舎だしには少量の海塩が含まれていますが、それが気になる方には「減塩タイプ」もあります。さらに、食塩不使用の出汁パックもご紹介します。
目次
離乳食のスタートはいつから?
赤ちゃんが生後5ヵ月を過ぎると、そろそろ離乳食が始まります。そうは言っても、赤ちゃんの発達スピードには個人差がありますので、生後5〜6ヶ月ということに必ずしもこだわる必要はありません。赤ちゃんの成長に合わせて開始時期を決めましょう。
一般的には生後5〜6ヶ月頃になると、赤ちゃんは首がすわり腰もしっかりして座っていられるようになります。そして、ミルクだけでは物足りなくなり食べ物に興味を示し始めます。これが離乳食スタートのサインなんだそうですよ。
離乳食のスタートは10倍粥から
さて、離乳食を始めるとしたら最初は何が良いのでしょうか?
基本的には、10倍粥から始めるのが良いと言われています。10倍粥は、米1に対して水10の割合で作りますから、とてもサラサラしたお粥です。もちろん、調味料などは一切入れる必要はありません。赤ちゃんは、まだ味覚が発達していないので、出来る限り素材の味をそのまま味わってもらうことが大切です。
日本人に生まれてきた赤ちゃんは、おそらく一生ご飯を主食で食べることになるでしょうから、離乳食をお粥から始めるということはとっても大切なことなんですね。ご飯が嫌いになったら困りますからね。
ちなみに、最近の炊飯器はお粥も作れます。お米と水の分量を変えて「お粥」モードでスイッチを入れるだけで、いろんなタイプのお粥が簡単に作れますから、是非、試してみて下さいね。
お粥が食べられるようになったら、次のステップは芋類などの野菜をつぶしてペースト状にしたものが良いですね。野菜も一つずつ克服していけばいいのですが・・・、そうは言っても苦いもの、酸っぱいものは苦手なので、嫌がって食べない時は無理に食べさせる必要はありません。幼い子供の味覚は、苦いものは「毒」、酸っぱいものは「腐敗」と認識して本能的に拒否する体質になっているそうですから、それを「好き嫌いはダメ!」と強引に食べさせる必要はないんです。
味の薄い食材から順番に食べられるようになればいいのです。私も子供の頃は苦手だったものが、今ではすっかり大好きになっています。大人になれば、苦いもの・酸っぱいものなど、嫌いだったものもいつの間にか好きになっていくはずですよ。
薄い出汁で味覚を育てる
子供の味覚の発達は、生後6ヵ月ぐらいから10歳ぐらいまでと言われています。小さい頃から味付けの濃い食事に慣れてしまうと、大人になってからいろんな弊害があるんです。
特に、濃い味付けが習慣化してしまうと繊細な味を見分けることができなくなって、大人になっても濃い味付けでないと食べれなくなってしまいます。そうなると、塩分を過剰に摂取することになって内臓に負担がかかり、将来は生活習慣病にかかるリスクがグンと高まります。
そもそも人類の祖先は、陸上で生活するようになった頃からナトリウム不足を克服するために舌が進化し、塩分にとても敏感になっているのです。だから、子どもの舌は大人以上に敏感なので、大人が美味しいと感じる味を子供に押し付けることは避けなければなりません。
子供の頃は、まずは、食品それぞれの素材本来の美味しさを知ることが大切なんですね。だから、旬の食材に出汁を利かせるだけで、余分な調味料は一切使わなくていいんです。
旬の食材で離乳食を作る方法は、だし汁で柔らかくなるまで煮てからフードプロセッサーでペーストにするだけ!これで、簡単に離乳食が作れます。
決して、大人の味覚で美味しいと思える味付けにする必要は全くないのです。大人向きの味付けにすることは、大人の出来上がった味覚を幼児に押し付けているだけでしかありません。幼児の味覚は、実は大人よりも敏感なんです。それほど、現代の大人の味覚は、様々な調味料で味覚機能がマヒしていることが多いのです。
ところで、離乳食を作るために、いちいち出汁をとることが大変だと思っている方がいるかもしれませんが、最近は、家庭用だしパックを使えば、簡単に美味しい出汁がとれるということをご存知ですか?
そもそも、なぜ離乳食に出汁が使われるのか?
実は、お母さんが赤ちゃんに飲ませる母乳の中には、グルタミン酸が非常に多く含まれているんです。つまり、赤ちゃんにとって母乳は初めての「うま味成分」との出会いと言うわけなんです。
このグルタミン酸はたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の一つで、食物から摂取するほかに人間の体内でも生成されています。生物の細胞をつくる主要成分なので、育ち盛りの赤ちゃんにとってはとても重要な栄養源でもあるのです。だから、生まれたばかりの赤ちゃんでも、うま味成分のグルタミン酸を識別することができ、好んで摂取するというわけなんです。
そんなグルタミン酸は、ほとんど全ての食材の中に含まれています。なぜなら、動植物や微生物、私たち人間も含め、生物はみな、生きるために必要なグルタミン酸を、自らの体内で作っているからです。
こうして見ると、赤ちゃんの離乳食にグルタミン酸のうま味を含む出汁を使うことは、とても自然なことなのです。赤ちゃんにとって飲み慣れている母乳にはグルタミン酸のうま味成分が含まれていたわけですから・・・。
茅乃舎だしは離乳食作りにおすすめ
最近、テレビや雑誌など多くのメディアでも取り上げられて話題になっている「茅乃舎だし」は、厳選された国産素材だけで作られただしパックです。また、化学調味料や添加物は一切使っていないので、赤ちゃんの離乳食にも安心です。そのうえ、お味は料亭も顔負けっていうくらい美味しいですよ。
美味しいだしを利かせれば、他には調味料は必要ないくらいです。そういう出汁を利かせた薄味の食事で子供を育てると、ちゃんとした味が見分けられる味覚をもった大人になれるはずです。
離乳食には、「茅乃舎だし(減塩)」を使って、最初は薄めにだしをとって旬の野菜を柔らかく煮てあげて下さい。和風だしは、野菜の本来の美味しさを引き出してくれるから・・・。茅乃舎だしには、8g中に約1gの海塩が含まれているんです。400~500ccの水でだしをとったとしても、塩分濃度は普通の健康な大人なら決して塩分過剰にはならないと思います。しかし、まだ味覚が発達していない赤ちゃんに食べさせる離乳食となるとやはり塩分をもう少し控えたいところですよね。そんな場合には、この減塩タイプの茅乃舎だしがオススメです。通常の茅乃舎だしの47%も塩分を減らしています。もちろん、お子様の離乳食の段階や体調にも合わせ、さらに薄めるなどの対応も必要です。
こういう和風だしの食生活で育った子供は、大人になってもしっかりした味覚をもった健康な大人になれるはずです。それがお母さんとしての務めだと思いますよ。
≪補足≫
茅乃舎だしを販売している久原本家では、だしパックに塩分を少量加えています。そのため、一律、離乳食にお薦めすといったセールスの対応はしていないようです。それに代えて、塩分量を明確に公開して(野菜だしは1袋2g、茅乃舎だしは1袋1g)、離乳食に利用するかどうかについては、離乳食の段階やお子様の健康状態に合わせて、お母さまやかかりつけのお医者様にご相談していただいてご判断いただくという対応をとっています。
それでも、どうしても塩分が気になる・・・というママには、このあとご紹介する「クック・チャムママのやさしい出汁パック」がオススメです。こちらは、塩分・化学調味料・添加物は一切使っておらず、かつお節と昆布のみで作られた出汁パックです。
通販で買える減塩タイプの茅乃舎だし
減塩タイプの茅乃舎だしは、楽天市場やAmazonで購入できますよ。
また、茅乃舎だしは「まとめ買い」がお得です!
≪ご参考≫茅乃舎だしシリーズ
茅乃舎だしは久原本家の直営店舗など茅乃舎だしの取扱店舗のほか、Amazon、楽天市場などの通販サイトでも購入することができます。詳しくは、コチラのページをご参照ください。
Amazonの通販情報
Amazonで茅乃舎だしを購入する場合は、コチラからどうぞ。
なお、茅乃舎だしはまとめ買いがお得です!
2022年4月27日現在。
久原本家 茅乃舎だし(8g✕30袋)1〜3個パック
久原本家 減塩 茅乃舎だし(8g✕27袋)1〜3個パック
久原本家 茅乃舎 野菜だし(8g✕24袋)1〜3個パック
久原本家 茅乃舎 減塩野菜だし(8g✕22袋)1〜2個パック
久原本家 茅乃舎だし6種類セットお試しセット(各8g×5袋)
※ 茅乃舎だし/野菜だし/煮干しだし/椎茸だし/鶏だし/極みだし
Yahoo!ショッピングで購入するならコチラ
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「茅乃舎だし」についてもっと詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。
>> 久原本家「茅乃舎だし」で健康生活!大根の煮物はコレだけで絶品!
ふるさと納税の返礼品として入手する方法
茅乃舎だしは、福岡県久山町の「ふるさと納税」の返礼品になっています。ふるさと納税は、ふるさと納税サイト「さとふる」からお申し込みいただけます。
【ふるさと納税】寄附金額 10,000円
久原本家 茅乃舎だし 30パック入り×1袋
【ふるさと納税】寄附金額 35,000円
久原本家 茅乃舎だし 30パック入り×4袋
ふるさと納税 久山町 久原本家のだし4個セット(茅乃舎だし4個)
【ふるさと納税】寄附金額 50,000円
久原本家 茅乃舎だし 30パック入り×6袋
ふるさと納税 久山町 久原本家のだし6個セット(茅乃舎だし6個)
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おすすめの茅乃舎だし料理本
茅乃舎だしを使いこなしたい!という方には必見の料理本です。
かんたんに極上の味わい 茅乃舎だしで毎日ごちそう [ 八代恵美子 ]
コク旨肉じゃが、京風カレーうどん、春菊のごまだし和え、だし旨チーズピザ、ごろっと根菜きんぴら、ごぼうのポタージュ、絶品だしからあげ、ニラたっぷりチヂミ、かりかり梅ひじき、だしがらふりかけ…化学調味料・保存料無添加のだしを使った野菜たっぷりレシピ85。
【目次】
1 いつものお料理水をだしに替えるだけで味がバージョンアップ(お母さんのカレー/京風カレーうどん ほか)/2 時短で常備菜野菜がおいしい「だしマリネ」(だしに野菜をつけこむ「だしマリネ」/ダブル大根サラダ ほか)/3 袋を破って和えるだけ絶品だしごはん(パセリたっぷりガーリックライス/生七味のだしペペロンチーノ ほか)/4 だしをとった後も捨てないで!まだまだ美味しい「だしがら」レシピ(お弁当レシピ/ご飯のおともにだしがらをどうぞ ほか)/5 野菜の風味はすべて「野菜だし」におまかせ!(だし入りミートソース/鶏のだしまぶしグリル ほか)
茅乃舎の台所 おいしさの、ひとてま。 [ 久原本家茅乃舎 ]
家庭料理が本格プロの味に! 茅乃舎の調味料シリーズで作るレシピ85
家庭で手軽に本格だしが取れると評判の「茅乃舎だし」をはじめ、化学調味料・保存料無添加の調味料を取り揃えた『茅乃舎』。その調味料を使った季節の人気レシピを紹介。本格的なプロの味が家庭で楽しめる一冊です。
【目次】
1 だしのレシピ/2 春のレシピ/3 夏のレシピ/4 秋のレシピ/5 冬のレシピ/6 おもてなしのレシピ
参考記事
>> 茅乃舎だしが離乳食には塩っぱいと感じた子育てママにオススメ!
>> 無塩うどん(食塩不使用)の通販!離乳食や減塩食に最適!