茅乃舎だしの原材料や成分を徹底分析！無添加ってホント？

茅乃舎だしの原材料や成分について詳しくご紹介します。

1 「茅乃舎だし」の原材料や成分について
2 茅乃舎だしの原材料
3 実際に家庭で「あごだし」を作ってみた！
4 ≪ご参考≫茅乃舎だしシリーズ
5 おすすめの茅乃舎だし料理本
6 減塩生活を送っている方に…
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「茅乃舎だし」の原材料や成分について

家庭でも簡単に料亭並みの美味しい和風だしがとれると話題の家庭用だしパック「茅乃舎だし」は、最近、テレビや雑誌等のメディアでも多数取り上げられるようになり、一気に大ヒット商品となりましたよね。

人気の秘密は、厳選された国産の原材料のみにこだわって作られていて、化学調味料や添加物は使われていないので安心・安全だということや、水から一緒に入れて煮出して沸騰して2分で作れるお手軽さがウケているようです。朝食に美味しいお味噌汁が食べたいという日本人固有の願望が叶う嬉しい商品ですよね。

ところで、本当に添加物は一切使われていないのでしょうか？また、原材料や成分についても、もう少し詳しく知りたいですよね。そこで、「茅乃舎だし」の原材料や成分を徹底分析してみました！

茅乃舎だしの原材料

茅乃舎だしの美味しさの秘密とも言える「だし」の素になる原材料は、かつお節・焼きあご・うるめいわし・昆布・海塩という説明が公式ホームページでもされています。しかし、その一方で成分表示には、その5つの原材料以外に酵母エキス・でんぷん分解物・粉末醤油（原料の一部に小麦・大豆を含む）も含まれているんです。まずは、これらの内容を一つ一つ見ていきましょう。

（注）写真は、実際に茅乃舎だしの原材料となっているものではありません。あくまでも、参考程度に添付しています。

かつお節

美味しいだしと言えば、まず「かつお節」を思い浮かべる方も多いかと思います。茅乃舎だしに使われているかつお節は、かつお節のなかでも脂肪分の少ないかつおを厳選して使っています。広葉樹を燃やしながら半月かけてじっくり燻した良質の荒節なので、力強い香りと味わいは格別なんです。

焼きあご

飛び魚を焼いた「焼きあご」は、九州の郷土料理とも言える博多雑煮の定番だしとして昔から愛されています。水揚げされた新鮮な飛び魚を焼いて、骨も丸ごと粉砕していますから、味はもちろんカルシウム等の栄養価も豊富です。

ところで、出汁をとるための小魚に「焼干」と「煮干」があるのをご存知ですか？簡単に言えば、焼いてから干すか煮てから干すかの違いなんです。これは、使用する魚の特徴などで使い分けられているようなんですが、飛び魚等の白身魚は焼干のほうが上品で美味しい出汁がとれるそうなんです。

詳しくは、下記の記事をご覧ください。

>>　焼きあごとは？美味しいだしのとり方！煮干との違いは？

うるめいわし

「うるめいわし」は、濃い旨みとほのかな甘味を含んだ深みのある味が特徴です。獲れたてのうるめいわしを厳選し、鮮度の高いうちに加工しています。この新鮮さも、だしの美味しさを決める重要な要素だと思いますよ。

真昆布

様々な昆布の中でも肉厚で甘みが強く、澄んだだしがとれる厳選された真昆布を使用しています。上品な味わいを決めるポイントの食材となっています。

海塩

九州の海水から作られた、まろやかな旨みとコクがある海塩を選んでいます。海水から作られているので、工業製品の食塩（塩化ナトリウム）とは違って、ミネラルがたっぷり含まれていて、これが旨みの秘密なんです。塩分が気になる方もいると思いますが、1パック8gの中に約1gの海塩が含まれていますので、控えめな分量だと思います。

ちなみに、比較的濃い目のだしをとる場合、400ccの水に茅乃舎だし1パックでだしをとると、塩分濃度は0.25％程度になります。一般的に美味しいと言われる料理の塩分濃度は生理食塩水とほぼ同じで0.8〜1.0％の塩分濃度なので、茅乃舎だしの塩分濃度はかなり薄めの塩分濃度だと言えます。それでも気になる方には、塩分をさらに47％も減らした減塩タイプも商品化されています。

茅乃舎だしの減塩タイプについて詳しく知りたい方は、コチラの記事をご覧ください。

>>　茅乃舎だしの塩分濃度と減塩タイプの違いは？離乳食にも最適！

粉末醤油

粉末醤油には小麦・大豆も含んでいますが、この粉末醤油も無添加です。また、大豆は遺伝子組み換えは使っていません。この点は、さすがに徹底してこだわっている姿勢が伝わってきますね。

酵母エキス

この酵母は、食物を発酵させる微生物で、世界的にビール・パン・ワイン等の製造に使用されている酵母ですね。日本でも、日本酒・味噌・醤油の醸造に使用されていて、古くから人間の食生活に密接にかかわってきた安全・安心な食品素材です。茅乃舎だしの成分としては、一例としてパン酵母が使われています。その酵母を培養し、成分を抽出したものが酵母エキスです。これは、食品添加物ではなく食品です。

デンプン分解物

デンプン分解物は、キャッサバ芋（タイ産）のデンプンを利用して過熱・酵素処理し、消化されにくいデンプン分解物を精製・分離した天然の水溶性食物繊維です。なぜ、デンプン分解物が使用されているのかと言うと、原料同士が固まらないよう品質を安定させたり、だしが短時間で出やすいようにするためです。ちなみに、賞味期限は開封前は1年です。慌ただしい朝でも、沸騰してたった2分ほどで美味しいだしがとれるのは、このデンプン分解物のお陰だったんですね。

いかがでしたか？
こうして、茅乃舎だしの成分を改めて見ていくと、「やっぱり美味しいはずだ！」と思いたくなるのは私だけでしょうか？原材料へのこだわり、そして、安全・安心へのこだわりは徹底されているように感じました。
ちょっと値段が高いけど、これなら使い続けたいと思えませんか！？

どうしても塩分が気になる・・・という方には、このあとご紹介する「クック・チャムママのやさしい出汁パック」がオススメです。こちらは、塩分・化学調味料・添加物は一切使っておらず、かつお節と昆布のみで作られた出汁パックです。

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